AGA治療のスタンダード!プロペシアの正体と効果メカニズムとは

AGA治療のスタンダード!プロペシアの正体と効果メカニズムとは

ほとんどのクリニックで採用されているプロペシア治療

プロペシア(成分:フィナステリド)は、アメリカのメルク社が開発し世界60カ国以上で承認されている世界初の男性型脱毛症(AGA)治療のための内服治療薬です。
もともとプロペシアの主成分であるフィナステリドは、前立腺がんや前立腺肥大症の治療に用いられていた薬ですが、投与した患者の中に頭髪が濃くなる効果が表れる患者が複数存在していたことから薄毛の改善に効果がある薬として認められたという誕生秘話があります。

国内では2003年に厚生労働省への承認申請が行われ、翌々年の2005年12月よりMSD株式会社から発売されました。
国内での臨床試験では、1年間の投与で約60%、2年間の投与で約70%、3年間の投与で約80%の患者に改善が認められており、内服薬としては非常に高いAGA改善効果を有しています。

プロペシアは、コストパフォーマンスに大変すぐれており重篤な副作用もほとんど表れることがないことから、国内の薄毛治療クリニック・AGA治療クリニックのほとんどで取り扱いが行われており、はじめてAGAの治療を行う際には必ずと行って良いほど、処方される内服薬であるといえます。

AGAクリニックでは、ミノキシジルを配合した育毛剤などの「外用薬」や、直接頭皮下に成長因子を注射する「注入治療」など、様々な治療を組み合わせてオリジナルの治療法が確立されており、もちろん内服薬も併せて処方されますが内服薬の内容はプロペシアか、フィナステリドを含むジェネリック医薬品であることがほとんどとなっており、プロペシアの登場により発毛・育毛技術が急激に進歩したと言っても過言ではないのです。

プロペシアが「効く」メカニズムとは?

プロペシアは世界的に見ても非常に評価が高く育毛界の救世主とも言える存在ですが、なぜここまで高い効果を得ることができるのでしょうか。プロペシアが「効く」メカニズムを掘り下げて、その仕組を学んでみることにしましょう。

AGAの原因は遺伝が大きく影響すると言われていますが、AGAそのものを引き起こす原因は「テストステロン(男性ホルモン)」が密接に関係しているということが近年の研究からわかっています。
男性はもともと体内に多くのテストステロンを持っていますが、前頭部や頭頂部に多く存在する「5α-リダクターゼ」と呼ばれる酵素と結びつくことにより、テストステロンは「ジヒドロテストステロン(DHT)」と呼ばれる強力な男性ホルモンへ姿を変えてしまいます。
この「ジヒドロテストステロン(DHT)」こそがAGAの原因であり、頭髪が生え変わるヘアサイクルを乱すことによって生えてくる頭髪を抜け落ちる頭髪が上回り、薄毛の症状となってしまうのです。

プロペシアの主成分であるフィナステリドは、この酵素の一種である「5α-リダクターゼ」のはたらきを抑制しテストステロンと結びつきにくい環境を作ることによって、AGAの原因である「ジヒドロテストステロン(DHT)」の発生を抑えていくという仕組み。ヘアサイクルを正常化することによって、頭髪の増やし、太くコシのある本来の頭髪を育てる環境へ導いてくれるのです。

このように、プロペシアは非常に手軽にAGA治療を可能とした内服薬ですが、安全性も高く世界で多くの患者を救っている非常に優れた治療薬です。
近年ではジェネリック医薬品などの登場によりプロペシア処方の費用も下降傾向にありますので、AGAの症状にお悩みの方は、ぜひクリニックに足を運んでカウンセリングを受けてみることをオススメします。